すでに「在る」を知る

これまで書いてきたブログの内容は、

なかなか自分が認めることができない息子へ語りかけていた時の言葉や想いを綴って書いていることも多く、


例えば、

「大丈夫」という魔法の言葉

出したものが返る

天へのオーダー

などの話は、何度も伝えてきている。


週末、親子で演奏する機会あり、いざ山中湖へと向かっていた途中、浜松のサービスエリアに寄ったらグランドピアノが目に入り、本番前の練習にちょうどいいと弾いていたらのNHKのBSの取材に遭遇した。


私たち家族にとっては、BSとは二回目のご縁。

前回は、長男の左手のピアノの国際コンクール出場を追って取材をうけ、BS1スペシャルで出演。

そして、今回の次男の取材。


前回の内容も兄弟の話が素敵だと、そこを切り取って私たち家族の物語を伝えてくれた。


あの時は、取材の半年前に次男が長男に向かって「僕はお兄ちゃんが嫌いだ」と言って、それを聞いた長男が「言ってくれてありがとう」ということがあり、私は隣で号泣。

どちらの氣持ちもわかりすぎて辛かった。


NHKスペシャルの出演は、そこから次男と語り合う日々を過ごし、「笙太ってすごいな」と兄の存在を認められるようになったころに訪れた取材だった。


今回は、次男がなかなか認められなかった自分自身のことを赦し、「僕ってそんなに悪くないやん」と思い直し始め、大好きな音楽にちゃんと向き合ってやっていこうと決心した矢先の出来事だった。


「自分が認めたら、多くの人からすごいすごいと認められた。

ずっと足りないとがむしゃらに頑張って求め続けていたけれど、

すでに僕の中にあったことに氣付いた。」

と今回のエピソードを人前でそのように表現していた。


「ええこと言うようになったな」と息子の成長を感じる。


奇しくも、その時に弾いていた曲は、劇的ビフォーアフターの曲で「匠(たくみ)」



今回の出来事で劇的に彼の人生が変わることは間違いない。

放映は5月か6月と聞いている。

どのように息子のことを映像で表現してくれるのか今から楽しみで仕方ない。

ココロとカラダをととのえる mahina

はじめまして、宮下桂奈です。 右半身麻痺で難病の息子に寄り添う中で知ったココロとカラダのバランスをととのえるヒモトレ、波動をととのえるグッズの数々、そして自ら考案した自然素材とヒモをコンセプトにしたハンドメイドランジェリーのことに加えて、皆さんのココロのバランスをとるのにお役立ていただける情報を日々雑感とともにお伝えしていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします😊

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